記憶と思考の関係 学校教育の問題その2
こんにちは!みんなのミカタ、味方良太郎(みかたりょうたろう)です 。
私は「思考」「思考法」「21世紀の思考法」「人間のエネルギー」
「本当の自分」「21世紀の成功法」「目標達成」
を中心に研究して、 人生に希望が持てない人、将来に不安を抱えている人、
悩んでいる人、 本当の自分を探している人、自分の夢を探している人、
元気が出ない人、 モチベーションが上がらない人、楽しい人生を送りたい人、
成功したい人、目標を達成したい人などを指導している者です。
皆様には素敵な思考法を身に着けてもらって素敵な人生を送ってもらい、
素晴らしい未来、素晴らしい日本、素晴らしい世界を一緒に築いて いけたら、
嬉しいと思っております。
本日も記憶と思考の関係を説明したいと思います。
前回は考えさせるテスト(または訓練方法)を2パターン紹介しました。
テスト①情報を沢山与えてその情報を元に考えさせるテスト
例:上記と同じ学生たちに 本能寺の変が起きるまでの映像を
見てもらったあとに、 『織田信長はなぜ、明智光秀に殺されたのか?』と出題する
テスト②情報をあまり与えないで考えさせるテスト
例:織田信長や明智光秀や時代背景などほとんど知らない
年代の学生たちに 『織田信長はなぜ、明智光秀に殺されたのか?』
と出題する 。
今までの学校教育の考えさせるテストは、テスト①のパターンでした。
情報を与えて、その中で答えさせるという試験です。
このテストの優れた所は、回答の予想ができる所です。
学校側(先生)は、このテストの回答はこんな感じになればOK!
と 予測しているので、生徒の回答に点数が付けやすくなります。
つまり、この情報量の組み合わせの回答パターンが読めるのです。
優秀な生徒は、与えられた情報量に自分の情報量を組み合わせて
回答するものだと、前回も説明しました。
しかし、学校側(先生)はそれも予測の範疇になります。
優秀な生徒は与えられた情報以外に自分の情報をプラスして回答する、
ということが先生も経験上分かっているからです。
故に、点数が付けやすいのです。
それに対してテスト②では、点数が付けづらいのが問題です。
テスト②では、回答がほぼ無限にあるからです。
予備知識を与えられないでまま、質問に答えるということは、
その生徒個人個人の記憶・情報・知識・考え方の組み合わせで
回答する ために、結論が非常に多くなってしまうからです。
織田信長の情報(わからない)×明智光秀の情報(わからない)×殺される
×時代背景等や関係情報(わからない)×自分の今までの情報=????
という組み合わせになるため、いくらでも回答はでてきます。
その為に、面白い発想の学生は、いろいろな回答をしてきます。
テスト②は思考を鍛えるうえで非常に有効な方法です。
テスト①と違い回答が先生の予測範囲内がいい、
というわけでもなく、 自由な発想を求めることができるからです。
アメリカではこのテスト②の方法で自由に考えさせる授業を
取り入れている 学校が出てきています。
日本ではどうしても、学校側がそれでは点数や成績が付けづらい
というのが 理由で、テスト②の方式を取り入れることがなかなかできません。
故に、情報を与えてそれに対して答えさせるという
テスト①の方式になってきてしまいます。
テスト①では『考えさせる』というよりは『感想を述べる』と言えます。
日本教育の『考えさせる』や『感想を述べる』は自由な発想ではなく、
レールが敷かれた予想範囲内の考えや感想がいいとされます。
それが点数が付けやすいテストのいい点数を取る方法だからです。
ここが、日本教育の弊害だと思われます。
自分の回答や考えや感想よりも、学校側(出題者側や先生たち)
が 予想している範囲内の回答がいい!とされるからです。
その学生のころからの回答癖が大人になって、
『自分らしさ』や 『斬新なアイデア』が生まれない原因になっています。
この2週間のブログでは、人が幼児の頃から思考が始まるメカニズムから
記憶と思考の関係を説明してきました。
だんだん見えてきましたでしょうか?
今はまだ、思考の基礎を説明しておりますが、
基礎から超応用まで やっていきます。
『21世紀の思考法』を身につければ、すべての問題をクリアできます。
楽しみにしていてください。
本日はここまでにします。
今回の内容に何かコメントがある方や、
質問がある方がいましたら、お待ちしております。
思考があなたの未来と世界を作ります!
本日もご拝読ありがとうございました! 味方良太郎でした!