思考の始まり 考える始まり コミュニケーションの問題とは?(その2)
こんにちは!みんなのミカタ、味方良太郎(みかたりょうたろう)です。
私は「思考」「思考法」「21世紀の思考法」「人間のエネルギー」
「本当の自分」「21世紀の成功法」「目標達成」を中心に研究して、
人生に希望が持てない人、将来に不安を抱えている人、
悩んでいる人、 本当の自分を探している人、
自分の夢を探している人、元気が出ない人、
モチベーションが上がらない人、楽しい人生を送りたい人、
成功したい人、目標を達成したい人などを指導している者です。
皆様には素敵な思考法を身に着けてもらって素敵な人生を
送ってもらい、 素晴らしい未来、素晴らしい日本、
素晴らしい世界を一緒に築いて いけたら、嬉しいと思っております。
さて、話は脱線気味だと思われますが、
思考の始まりの説明に しっかりつながっていますので、
前回の続きを話したいと思います。
『コミュニケーションの基本である、会話の最小単位は単語でありますが、
その単語の意味のとらえ方が、全員違うのです。』と前回言いました。
また、『人間の記憶の進化は 単語(体験と状況と五感と共に)
→文章(体験と状況と五感と共に) ということになります。
しかし、問題なのは、その単語と体験・五感・状況との結びつきは
全員違うということなのです。』だともいいました。
どういう事か説明しますと、
例えば、 A君にとっての単語記憶(体験・五感・状況と共に)
は パパ=やさしい、面白い、背が高い(ママと比べて)、
公園に良く行く 等なので、存在が◎
ママ=やさしい、面白い、太っている、すぐ汗をかく、
食べ物くれる等 なので、存在が◎
イヌ=咬まれた、痛い、怖い、触りたいくない なので、存在が×
バナナ=黄色い、いい匂い、柔らかい、美味しい なので、存在が◎
駅前のハト=いつもいる、沢山いる、飛んだり歩いたりしている等
なので、存在が△ だとします。
しかし、B君にとっての単語記憶(体験・五感・状況と共に)
は パパ=怖い、すぐ怒る、叩く、遊んでくれない、
つまらない等 なので、存在が×
ママ=やさしい、静かであまり話をしない、食べ物くれる等 なので、存在が◎
イヌ=かわいい、頭を触る、触りごごちがフカフカ、
手をなめてくれる等 なので、存在が○
バナナ=間違って腐ったバナナを食べてしまったので、
不味くて恐怖等 なので、存在が×
駅前のハト=いつもいる、沢山いる、飛んだり歩いたりしている等
なので、存在が△
このように、A君とB君の単語記憶は全く違います。
単語のとらえ方が全く違うのです。
この5つの単語記憶で同じ認識は『駅前のハト』だけです。
それはA君やB君にとって、割とどうでもいい存在だからです。
しかし、それでも時間と共にその単語記憶も変化していきます。
駅前のハトにフンをかけられたり、攻撃されたりすると、
一気に 存在が×に変化します。
さて、それではここからが話の本題です。
この単語記憶、単語認識の違うA君とB君が会話したら
どうなるでしょうか?
A君『パパとママとぼく、こうえんでバナナたべて、たのしいよ』
B君『???』『どうして?』
この会話が実はコミュニケーションの問題が起こる
原因であると同時に 思考の始まりなのです。
A君にとっては パパとママとぼくはいつもいっしょで、
面白くて、公園には良く行く 場所で、バナナは美味しいもの
しかし、B君にとっては ママとぼくはいつもいっしょだけど、
別に面白くはないし、 パパはいつもどこかにいなくて、
ママと公園に行くことはないし、 バナナは気味の悪い食べ物 なので、
B君にはA君の言っている意味が、よく分からないのです。
そこで、B君『いぬはこうえんにいた?』
それに対して、A君『???』『どうして?』
これが、いわゆる『どうして?』時期です。
『どうして?』が初期の思考の始まりです。
長くなりますので、詳しくは次回説明したいと思います。
今回の内容に何かコメントがある方や、
質問がある方がいましたら、お待ちしております。
思考があなたの未来と世界を作ります!
本日もご拝読ありがとうございました! 味方良太郎でした!